1,040万円が0円になるまで。手動で失い、自動売買に逃げ、それでも手が止まらなかった記録

公開:2026-10-13最終更新:2026-10-13執筆:CLT合同会社 代表 行本拓矢本ページは広告(PR)を含みます

2026年4月21日から10月9日の深夜まで、私(行本拓矢)がMT5の実口座で行った決済27,847回の全記録です。実現損益の合計は−1,138万円。口座は8月末、9月末、そして10月8日の深夜に0円になりました。このサイトではこれまで、この口座の数字を「EA(自動売買)の実績」として公開してきましたが、それは正確ではありませんでした。損失の大半は、私が自分の手で入れた注文です。この記事は、その訂正と、全取引データで何が起きたかを分解したもの、そしてここから何を変えるかを書いたものです。

まず、このサイトの訂正とお詫び

当サイトの運用実績ページ(毎日の記事、月ごとのまとめ、トップページの数字)には、2026年10月8日まで「バックテストで検証した売買ルールを、VPS上のMT5で動くEAがそのまま実行した結果です。人の判断で売買を追加したり、負けた取引を除いたりはしていません」と書いていました。

これは事実と違います。この口座では、私が自分の判断で手動の売買を行っていました。4月から8月までは手動が中心で、EAを本格的に動かし始めたのは8月末に残高が0円になってからです。そして、EAを動かし始めたあとも、私は手動の売買をやめられませんでした。公開してきた損益は「EAの成績」ではなく、「手動売買とEAが混ざった、私の口座の成績」です。

数字そのものは、報告用EAが口座の全取引をそのまま送ってきたもので、取り除いたり書き換えたりはしていません。間違っていたのは、その数字の説明です。同じ日に公開済みの全ページの説明文を訂正し、この記事へのリンクを付けました。EAを検討するために当サイトの実績を見てくださっていた方には、お詫びします。

口座が0円になった夜、この記事を一緒に作っている相手に、私はこう書きました。「最初から手動だった。EAを始めたのはゼロになったから。結局EAでやっても手動をやめられなかった」。この3行が、この半年の全部です。

何が起きたか:資産の推移

図1は、決済した取引の損益を日ごとに積み上げたものです。注文のロットサイズで3本に分けています。1ロット以上は私が手で入れた注文です(96.1%が1・2・10・50・100ロットのような丸い数字で、EAの計算では出ない大きさです)。0.1ロット以下はEAの注文が中心です。4〜7月にあるXAUUSDの0.01ロット刻みの大量取引(約1万3千回)は、当サイトのEAが動き始める前のものです。手で出せる回数ではないため、別の自動化ツールか、MT5のワンクリック注文の連打によるものと考えられますが、特定できていません。その間の0.11〜0.99ロットは、残高の割合でロットを決めるEAの注文と、手動の端数が混ざっています。正確な内訳は、MT5の履歴レポートのマジックナンバー(EAの注文には900000番台、手動には0が付きます)で確定でき次第、この記事を更新します。

1ロット以上(手動)0.1ロット以下(EA中心)0.11〜0.99ロット
決済済み損益の累計。ロットサイズ別に3本の線 −1,000万 −800万 −600万 −400万 −200万 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 0.11〜0.99ロット +44万円 0.1ロット以下(EA中心) −310万円 1ロット以上(手動) −872万円
図1:決済済み損益の累計(日本時間の日ごと、4月21日〜10月9日)。縦軸は万円。線の右端が最終的な合計です。線にカーソルを乗せると、その日までの累計とその日の損益が出ます。

4月:始まり

記録上、4月21日の時点で口座には約1,040万円がありました(取引の損益から逆算した値です。4〜8月の入出金の記録は手元に残っておらず、MT5のレポートで確定し次第、追記します)。最初の月から、XAUUSD(金)の売りで負けています。4月22日に1日で−53万円。4月末の時点で−117万円でした。

5月:ビットコインとイーサリアムの売り

5月は−296万円。そのほとんど(−293万円)が1ロット以上の手動注文です。5月28日には1日で−179万円を失いました。この日の最大の1回は、BTCUSDの売り1ロットで−56万円。5月29日と6月1日には、ETHUSDを50ロット、100ロットで売って、1回あたり−29万円前後の損失を出しています。何を考えて売っていたのかを、いま正確に再現することはできません。ただ、この半年の間に私が何度も口にした言葉は「上がりすぎている」と「取り返す」でした。

6月:最悪の月

6月は−362万円。この半年で一番負けた月です。6月2日、BTCUSDを40ロット売って−116.8万円。この1回が、全期間で最大の損失です。同じ日にもう1本、10ロットの売りで−36万円。1日で−193万円を失いました。

一方で6月15日には1日で+234万円を取っています。ただしこれは0.1ロット以下の注文(+214万円)が大半で、金の値動きに小さなロットの大量注文がうまく乗った日でした。この日の利益は、翌日の6月16日(−131万円)と19日(−121万円)の金の売りで消えています。6月だけで、1ロット以上の注文は−223万円、0.1ロット以下も−183万円でした。

7月:資金が尽きる

7月は−256万円。7月1日に、金の買い1ロットを−104万円で決済しています。1ロットでこの金額になるのは、含み損を抱えたまま長く持ち続けたからです。いつ建てたポジションかは、取引記録に建玉時刻が残っていないため確定できません。切れなかった理由は、切れば損失が確定するからです。切らなければ、まだ負けていないことにできる。その考え方で、含み損は1ロットで100万円になるまで育ちました。7月中旬には、口座に残った資金で建てられる注文がほとんどなくなり、取引はほぼ止まりました。8月29日の時点で、残高は4万円でした。

8月末〜9月:0円、入金、EA、また0円

8月31日、残高が初めて0円になりました。ここで私は、自分の手で売買することをやめ、自分たちで作った自動売買(EA)に発注を任せることにしました。約16万円を入金し、EAを動かし始めました。動機は、自分の手で売買している限り止められないと分かったからです。ルールを決めて、機械に任せて、自分は見ているだけにする。それがこのサイトの構想でした。

9月23日と24日に、合わせて約65万円を追加で入金しています。9月24日には1日で−50万円(0.1ロットの注文803回)。9月28日には1ロット以上の注文98回で−39万円を失い、残高はまた0円になりました。この98回が私の手動注文だったのか、当時の発注用EA(v1.3以前)にあった「口座通貨の換算漏れで、意図した数十〜百数十倍のロットが出る」不具合によるものだったのかは、まだ確定していません。この不具合は実際に起きて私が報告し、v1.4で修正されたものです。もし後者なら、この日の損失は私たちが作ったソフトの欠陥によるもので、MT5の履歴レポート(マジックナンバー)で確定し次第、そのとおりに書き直します。翌29日、約16万円を入金しました。

8月29日以降の口座残高(日ごとの終値)と、入金・出金 0 25万 50万 75万 100万 8月 0円 9月 2026-09-01 入金 16万円 → 残高 156,671円 2026-09-23 入金 17万円 → 残高 175,010円 2026-09-24 入金 48万円 → 残高 159,424円 0円 2026-09-29 入金 16万円 → 残高 153,055円 10月 2026-10-02 出金 10万円 → 残高 566,339円 2026-10-05 出金 10万円 → 残高 1,039,859円 2026-10-08 入金 21万円 → 残高 156,024円 2026-10-09 入金 86万円 → 残高 855,650円 ●=入金・出金(残高の変化から推定)
図4:8月29日以降の口座残高(日本時間の日ごとの終値)。残高の実測記録はこの日からしかありません。●は入金・出金(残高の変化と決済損益の差から推定。確定値はMT5レポートで更新します)。

10月:増えて、減って、0円、そして入金

10月2日に+45万円、10月5日に+53万円と続けて勝ち、残高は10月4日に約108万円まで戻りました。途中で10万円ずつ2回、出金しています。この2日の利益は、1ロット以上の手動注文(+36万円と+20万円)と、0.1ロットの注文(+32万円)の両方で出ています。

10月8日、ETHUSDが下がる中で、0.1ロットの買い注文が増え続けました。この日の決済は713回、勝率4.5%、損益は−119万円。日付が変わった10月9日0時19分、残っていたETHUSDの買い140本(0.1ロット×140)が同じ価格で一斉に強制決済され、口座は0円になりました。この日の0.1ロットの買い注文は、当時動かしていたEAの設定(ETHUSDの30分足と1時間足に2つ、損切りなし、1注文が残高の100〜200%。次の章で説明します)と一致しています。EAはシグナルのたびに買いを足し、反対のシグナルが出るまで決済しません。下がり続ける相場では、それはナンピンと同じ動きになります。マジックナンバーで確定し次第、数字を更新します。

そしてその5分後、0時24分に、私は約86万円を入金し、ETHUSDの買いを再開しました。1ロットの注文を数本と、50ロットの注文を1本。この記事を書き始めたのは、その直後です。そのあと何が起きたかは、最後の章に書きます。

何を売買していたか

月ごとに、1ロット以上の手動注文と0.1ロット以下の注文に分けたのが図2です。4月から7月の損失はほぼ手動注文で、9月以降はEA中心の小ロット注文でも負けています。

1ロット以上(手動)0.1ロット以下(EA中心)
月ごとの決済済み損益。手動(1ロット以上)とEA中心(0.1ロット以下) −300万 −200万 −100万 0 4月 1ロット以上(手動):−859,816円(279回) 4月 0.1ロット以下(EA中心):−270,411円(570回) 4月 5月 1ロット以上(手動):−2,932,095円(967回) 5月 0.1ロット以下(EA中心):+85,609円(2,346回) 5月 6月 1ロット以上(手動):−2,233,278円(791回) 6月 0.1ロット以下(EA中心):−1,825,915円(8,349回) 6月 7月 1ロット以上(手動):−2,849,041円(1,049回) 7月 0.1ロット以下(EA中心):+136,303円(9,127回) 7月 8月 1ロット以上(手動):−52,091円(10回) 8月 0.1ロット以下(EA中心):−7,535円(145回) 8月 9月 1ロット以上(手動):−110,763円(192回) 9月 0.1ロット以下(EA中心):−660,115円(1,158回) 9月 10月 1ロット以上(手動):+315,935円(107回) 10月 0.1ロット以下(EA中心):−553,442円(1,696回) 10月
図2:月ごとの決済済み損益(万円)。0.11〜0.99ロットの注文(全期間で+44万円)は省いています。棒にカーソルを乗せると金額と回数が出ます。

売りで負け、買いで勝っていた

1ロット以上の注文を、銘柄と売買方向で分けると、はっきりした偏りがあります。

銘柄・方向回数勝率平均利益平均損失PF損益
BTCUSD 売り21036.2%+49,005円−64,465円0.44−4,785,014円
XAUUSD 売り10617.9%+163,119円−86,981円0.42−4,294,157円
ETHUSD 売り2,46827.7%+9,922円−5,555円0.68−3,139,482円
ETHUSD 買い40068.0%+2,249円−6,095円0.79−162,457円
BTCUSD 買い11247.3%+31,378円−30,534円1.13+197,415円
XAUUSD 買い9582.1%+65,181円−128,451円3.04+3,414,230円

BTCUSD・XAUUSD・ETHUSDの売りだけで−1,222万円。金の売りは勝率17.9%です。逆に金の買いは95回で+341万円、勝率82.1%でした。2026年の金とビットコインは大きく上げた相場で、買っていれば勝てた期間に、私は「上がりすぎている」と思って売り続けました。負けると、同じ方向にもっと大きなロットで入り直しました。1ロットの注文が2,947回、10ロットが212回、50ロットが33回、100ロットが9回あります。

いつ負けていたか

図3は、1ロット以上の注文を、決済した時刻(日本時間)ごとに合計したものです。

1ロット以上の取引の損益を、決済した時刻(日本時間)ごとに合計 −400万 −200万 0 200万 0時台:+58,708円(39回) 0時 1時台:+52,269円(11回) 2時台:−534,626円(98回) 3時台:+425,944円(11回) 3時 4時台:−211,715円(18回) 5時台:−182,038円(11回) 6時台:+500,115円(39回) 6時 7時台:+55,791円(125回) 8時台:+126,645円(201回) 9時台:−298,745円(93回) 9時 10時台:−2,506,455円(425回) 11時台:−1,224,482円(550回) 12時台:−744,280円(27回) 12時 13時台:+71,137円(11回) 14時台:−205,568円(66回) 15時台:−1,056,308円(109回) 15時 16時台:+3,517,961円(165回) 17時台:−84,649円(23回) 18時台:−2,850,409円(129回) 18時 19時台:+734,568円(148回) 20時台:−826,523円(105回) 21時台:−1,670,193円(667回) 21時 22時台:−795,968円(210回) 23時台:−1,072,328円(114回)
図3:1ロット以上の注文の損益を、決済時刻(日本時間、1時間ごと)で合計。棒にカーソルを乗せると金額と回数が出ます。

午前10〜11時台(−373万円)、18時台(−285万円)、21〜23時台(−354万円)に損失が集まっています。16時台だけが大きくプラス(+352万円)ですが、これは数日の大勝ちによるもので、時間帯に優位性があったわけではありません。

一番負けた10日

日付決済回数うち1ロット以上うち0.1ロット以下主な銘柄損益
2026-06-02300−937,858円−817,791円BTCUSD−1,925,572円
2026-05-28272−1,531,343円−257,038円BTCUSD−1,790,183円
2026-06-16433−1,077,046円−644,506円XAUUSD−1,312,946円
2026-06-19156−424,595円−1,064,310円XAUUSD−1,209,904円
2026-10-08713−280,494円−940,572円ETHUSD−1,186,993円
2026-05-06260+12,162円−957,187円XAUUSD−967,361円
2026-06-051,198+5,943円−748,032円XAUUSD−742,089円
2026-07-011,141−1,216,327円+225,784円XAUUSD−717,599円
2026-06-2477−151,687円−505,124円XAUUSD−671,300円
2026-05-08182−632,220円−7,405円ETHUSD−639,625円

この10日で−1,116万円。プラスの日54日の合計が+1,083万円あったのに対し、マイナスの日82日の合計は−2,221万円でした。勝った日は小さく勝ち、負けた日は大きく負ける。損切りができず、負けを1回で取り返そうとしてロットを上げる人の典型的な形が、そのまま数字に出ています。

自動売買に切り替えて、何が変わり、何が変わらなかったか

8月末に0円になったあと、私はEAに発注を任せることにしました。理由は単純で、自分の手で売買している限り止められないと分かったからです。ルールをバックテストで検証し、そのとおりにEAが発注し、私は見ているだけにする。それがこのサイトの構想でした。

実際には、2つのことが起きました。

1つ目。EA自体が、まだ勝てていません。0.1ロット以下の注文は全期間で23,391回、−310万円、プロフィットファクター0.92です。9月24日(803回で−50万円)と10月8日(699回で−94万円)は、下がる相場で買いの建玉を増やし続け、最後に一斉に強制決済される形で負けています。これは「損切りをせず、含み損のまま持ち、買い増す」という、私が手動でやっていたことと同じ形です。

EAで動かしていた設定は、ダッシュボードの記録では次の4つです(8月30日〜9月11日に作成)。

設定銘柄・足種ルール1注文の大きさ(残高比)損切り利確
Eth パーフェクトオーダーETHUSD 30分足EMA 18/90/200のパーフェクトオーダー残高の100%なしなし
ETH 1時間 EMAクロスETHUSD 1時間足EMA 11/26のクロス残高の200%0.5%なし
一目均衡 1時間BTCUSD 1時間足基準線・遅行スパン(51)残高の200%なしなし
gold smaクロスXAUUSD 1時間足SMA 11/21のクロス残高の100%なし4%

4つのうち3つに損切りがなく、1回の注文の大きさは口座残高の100〜200%相当です。同じETHUSDに2つの設定を同時に走らせ、どちらも反対のシグナルが出るまで決済しません。シグナルが続けば建玉は積み上がり、相場が逆に動けば含み損のまま増え続けます。10月9日0時19分に一斉決済された140本の買いは、こうして積み上がったものです。これらの値は私がダッシュボードで自分で入れたものです。そして、この発注用EAには残高に対する上限も、同時に持てる建玉の数の上限も、もともと実装されていませんでした(「まずはシンプルに」という私の希望で、そう作ってもらいました)。自分の手を縛るために作った道具に、縛る機能を付けていなかったわけです。EAは、人の衝動を取り除いてくれますが、ルールそのものに期待値がなく、リスクに上限がなければ、同じ負け方を正確に繰り返すだけです。

2つ目。私は手動をやめられませんでした。EAを動かしている口座は、私の手元のMT5と同じ口座です。取引パスワードを知っていて、スマホにもアプリが入っていて、EAの建玉が含み損になっているのを見れば、手が動きます。10月2日と5日の大勝ちの一部は手動注文で、10月9日0時24分の入金と50ロットの買いも手動です。自動売買に切り替えたことで止まったのは「毎日の発注作業」であって、「負けを取り返したい」という衝動ではありませんでした。

その後:0円になった5分後からの4日間

この記事の下書きができたのは、10月9日の0時台、ロスカットの直後でした。ここから先は、記事を書きながら起きたことです。図や表の集計には入っていません(取引データは10月9日0時19分まで。以降の数字はダッシュボードの記録から拾っています)。

10月9日 0時24分。残高0円の口座に、約86万円を入金しました。そして、ロスカットされたばかりのETHUSDを、今度は手動で50ロット買いました(それまでの0.1ロットの500倍です)。1ロットの買いを数本と、BTCUSDの買い1ロットを3本も足し、合計で約5,900万円分のロング、実効レバレッジは約40倍になりました。深夜2時には評価額が25万円まで落ち、同じ日の夜には211万円まで上がりました。

10月10日〜11日。含み益が増えるのを見ながら、私はさらに買い足しました。ETHUSDを10ロット、また10ロット、5ロット。BTCUSDも。この間、私はこの記事を一緒に作っている相手に「どんどん利益が増えてるで」「ピラミッディングしたほうがいい?」「リスクを取らない限り爆益は得られない」「ここから爆上げで1千万になると思う」と書いています。返ってきたのは、1千万円には+14.5%が必要で、その前に2.5%下がれば0円だという計算でした。私は「追加した」と返しました。

10月12日。評価額は朝に303万6千円の最高値を付けました。入金の3.5倍。1千万円への道のりの3割です。そこから7時間で117万円まで落ちました。−186万円、ピークから−61%。ETHとBTCが2日前の価格に戻っただけで、口座はそうなります。一番近づいたとき、0円まであと2.7%でした。

この落ちていく途中で、私はBTCUSDの買い1ロットを3本、閉じました。+9万円、+14万円、+17万円。4日間で初めて、確定した利益がプラスになりました。

この記事を公開する10月13日の時点で、評価額は約144万円。建玉はまだETHUSDの買い約62ロット(最初の50ロットを含む)とBTCUSDの買い1.3ロット、約4,400万円分、実効レバレッジ約31倍。0円までは−3.3%です。入金からの収支は、確定した損益が約+5万円、含み益が約+82万円。そのうち80万円は、あの夜の50ロットです。

4日間で起きたことをまとめると、こうなります。0円になった直後に入金し、500倍のロットで同じ銘柄を買い、増えたら買い足し、ピークで閉じず、落ちてから一部を閉じた。6月15日に+234万円を取って翌日から消した形と、同じです。違いは、今回はまだ口座が残っていることと、41万円を確定したことだけです。「正直に書く」と決めたあとでも、私の手は同じことをしました。だから次の章は、意志の話ではありません。

ここから変えること

「次は気をつける」では、次も同じことが起きます。この半年と、この4日間がその証拠です。なので、意志ではなく、構造で変えます。この記事を公開する時点で、以下はまだどれも実施していません。実施した日付を、この場所に追記していきます。

  1. 手が届かない状態を先に作る。EAを動かす口座の取引パスワードは私の手元に置かず、私は閲覧専用の投資家パスワードでしか口座を見られないようにします。スマホのMT5アプリは消します。(2026年10月13日時点で未実施。実施した日付をここに書きます)
  2. 入金に上限を付ける。ブローカーの入金上限を設定し、0円になった日に追加入金できない状態にします。
  3. EAのルールを直してから動かす。損切りなしの設定をやめ、1注文の大きさを残高の100〜200%から数%に下げ、発注用EAそのものに「1回の最大損失」「同時に持てる建玉の数」「1日の最大損失で停止」の上限を実装します。実装するまでは、EAは動かしません。バックテストで最大ドローダウンを確認し、それに耐えられる金額だけを入れます。
  4. 公開の仕方を直す。実績ページでは、EAの注文と手動の注文を分けて表示します(MT5のマジックナンバーで区別します)。手動の注文が1回でもあった日は、その旨を記事に明記します。
  5. この記事を更新し続ける。マジックナンバーで内訳が確定したら数字を差し替え、入出金の確定値も載せます。手動の売買をしてしまった日があれば、それも書きます。

最後に、同じ状態にいる人へ。負けを取り返すために入金し、ロットを上げ、深夜に建玉を増やしているなら、それは分析や手法の問題ではなく、私と同じ問題です。自分で止められないと感じたら、各都道府県の精神保健福祉センターや、ギャンブル等依存症の相談窓口で話を聞いてもらえます。恥ずかしいことではありません。1,040万円を失ってから書くより、ずっと安く済みます。

この記事の数字の出どころと限界

  • 取引データは、報告用EA(CLTFX_ReportToDashboard)がMT5からダッシュボードのデータベースに送った決済済み取引27,847件(2026年4月21日〜10月9日)と、残高・評価額のスナップショットです。日付は日本時間で区切っています。
  • 「手動」「EA」の分類はロットサイズによる暫定のものです。MT5の履歴レポート(マジックナンバー付き)で確定し次第、この記事と実績ページを更新します。
  • 残高の実測記録は8月29日以降のみです。それ以前の資産推移は取引の損益から逆算しており、4〜8月の入出金は反映されていません。「1,040万円」も逆算値です。
  • 入金・出金は、残高の変化と決済損益の差から推定した概算です。
  • 10月9日以降の数字(最終章)は、ダッシュボードが記録した評価額・建玉・決済の記録から拾ったものです。取引データの再集計は、MT5のレポートと合わせて行います。
  • 取引の数字は、良い日も悪い日も、取り除いたり書き換えたりしていません。
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